グループ代表あいさつ
相馬ガスグループは、1960年(昭和35年)に、相双地方唯一の都市ガス会社として創業以来、今日まで約60年に亘って地域の暮らしに欠かせないエネルギーの供給を続けてまいりました。
そして、都市ガス供給事業に加えて、LPガス供給事業、ガソリンスタンド事業、灯油配送事業、ダスキン事業、でんき販売代理事業などを、地域の皆様の生活に密着したサービスを展開しております。
さて、エネルギーを取り巻く環境は世界の状況に応じて絶えず変化しており、日本においては2011年(平成23年)に起きた東日本大震災以降、これまで原子力発電への依存度を可能な限り低減すべく、化石燃料に加えて風力や水力、太陽光といった様々な再生可能エネルギーを組み合わせるエネルギーミックスの実現が求められています。また、2016年(平成28年)には電力事業、翌2017年(平成29年)には都市ガス事業の小売り全面自由化という日本のエネルギー政策の大きな転換が行われることとなりました。
相馬ガスグループは、このようにエネルギーを取り巻く我が国の環境が大きく変化するなかで、地域の皆様の御要望に応じた最適なエネルギーソリューションを提供するべく、従来のガス供給事業にこだわらず、総合エネルギーサービス企業として進化をして参りたいと考えております。また、被災地企業として、再生可能エネルギーの主力電源化に向けて、貢献して参りたいと考えております。
相馬ガスグループを取り巻く環境は大きく変化しておりますが、いつの時代においても変わらぬ当社の経営理念「相馬ガスグループは、安全・安心・快適なエネルギー生活を、公正・公平・平等に最低コストでお届けし、地域社会に貢献します。」を掲げ、地域の皆様を愛し、愛される企業グループを目指してまいります。
常に謙虚にお客様の声に耳を傾けて参りたいと考えておりますので、地域の皆様、そして、弊社の事業をお支えくださる皆様におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。